『小さく起業』した私の体験談

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《起業》と聞いて、何を思い浮かべますか?

ビジネスプランをしっかり練って、資金を集めて、事前に完璧な準備が必要ーー
「聞くだけで大変そう」「私には難しそう」…
そんな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

2025年8月7日、華祐リビング株式会社を起業しました。
最初の一歩は、想像していたよりも小さいものでした。

本記事では、私が『小さく起業』したときのリアルな体験を、
等身大の記録として、心に残っていることを思い出しながら綴っています。

これから何かを始めたい方へ。
「準備が完璧じゃなくても、動き出していいんだ」と思っていただけたら嬉しいです。

いつから《起業》を考えていたのか

働く中で、心の片隅にあった小さな予感

20代後半頃から漠然とですが、
「将来、起業することになるだろう」という予感が、心の片隅にありました。

当時はまだ、やりたいことが明確にあったわけではありません。
それでも、その予感だけは消えることなく心に残り続けていたのです。

あれから時が流れ、40代を過ぎた今、
あの頃の予感が現実となり、こうして起業している自分に、どこか不思議な気持ちを抱いています。

20代・30代は、その時々のライフステージに合わせながら、さまざまな方々と出会いました。
日々の仕事・経験を通して少しずつ成長し、自分なりにスキルを積み重ねてきました。

起業のために準備していたというよりも、気づけばこれまでの積み重ねが、自然と今の起業へとつながっていたのかもしれません。

起業のきっかけは、小さな興味から

空き家やペット共生への関心が芽生えた理由

住まいや暮らしに関わる仕事を続ける中で、ふと疑問が浮かびました。

「空き家はこんなに多いのに、ペットと暮らせる住まいはなぜ少ないのだろう?」

私自身も、ペットと暮らせる住まいを探す中で、条件に合う物件がなかなか見つからず、
思った以上に苦労した経験があります。

“ペット可”の表記があっても、
『小型犬1匹まで』、『猫は不可』、『体重10㎏以下』など制限も多く、
現実的に難しいこともありました。

調べていくうちに、“ペット可”“ペット共生”は、別の考え方だと知りました。

“ペット共生”とは、単に『ペットを飼える』ことではなく、
人と動物が共に心地よく暮らせることを目的に設計された住まいのこと

この考え方に触れたことをきっかけに、
ペット共生型住環境アドバイザーの資格を取得し、学びを深めていきました。

社会課題と自分自身の価値観が重なった瞬間

日本には空き家が多く、
一方で、快適にペットと暮らせる住まいはまだ十分とは言えません。
人のぬくもりを待つ動物たちも、少なくありません。

これらの課題をつなげることで、
ー 住まいを通じた新しい循環が生まれるのではないか ー
そう考えるようになりました。

私が目指すのは、ペットと暮らす住まいを“あたりまえ”にすること
人・動物・近隣の方々すべてに配慮し、心地よく共に暮らせる環境をつくることです。

“空き家×ペット共生住宅”という発想は、
社会課題と自分の価値観が重なったとき、ふと浮かんだものでした。
それが、私の起業の原点になっています。

「やってみたい」よりも「やらなきゃ」という使命感

空き家の増加や“ペット可”とされていても快適に暮らせる物件の少なさ、
そして動物たちの置かれている現実を知るほどに、「やってみたい」ではなく、
「やらなきゃ」という気持ちが芽生えました。

誰かがやるのを待っていても、何も始まりません。
自分が動くことで、少しでも状況を変えられるかもしれない。
そんな想いが、私の背中を押してくれたのです。

この挑戦は、まだ始まったばかりです。

何も整っていないまま、スタートした日々

法人化の決断とタイミング

当初は副業として、小さく少しずつ始めるつもりでした。

計画が大きく変わったことで、多少の不安はありましたが、それ以上に「前に進みたい」という気持ちが強く、法人化を決断しました。

家族に相談したところ、
「やってみたらいい」と背中を押してくれて、
その言葉がとても心強く感じました。

「準備が整ってから…」なんて言っていたら、きっと一歩を踏み出せなかったと思います。

小さく始めたからこそ、見えてきたこと

人との出会いが生まれたこと

まったくの初心者からのスタートでしたが、
試行錯誤を重ねながら、会社のホームページを少しずつ形にしてきました。
今では、当ブログも自分の手で育てながら、日々学びを深めています。

そんな取り組み続ける中で、信用金庫の担当者やペット関連事業の方など、
思いがけない出会いが生まれました。

自分が動くことで、相手から声をかけてもらえる。
その実感は、私にとって大きな収穫でした。

動きながら考えることの大切さ

何かを始めるときは、完成度よりも、まず手を動かして形にしてみること。

完璧を求めて止まるよりも、動きながら考える。
毎日ほんの少しでも前に進むことが、今の私の原動力になっています。

これから何かを始めたい方へ伝えたいこと

小さな一歩を踏み出せば、新しい景色が生まれる

「何者でもない自分に、いったい何ができるんだろう?」
そう思っていた時期が私にもありました。

『誰かと誰かのために』その思いが、行動のエネルギーになります。
だからこそ、少しずつでも動いてみることが大切です。

この経験が、これから何かを始めようとしている方の背中を、
ほんの少しでもそっと押すきっかけになれたなら嬉しいです。

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